限定公開中のEnerScale クローズドベータ版6をリリースしました。本バージョンでは、EnerScaleプラットフォーム上でデータアセスメントされた太陽光パネルの環境ライフサイクル評価機能を追加しました。具体的には、データアセスメント済み太陽光パネルを「10年ごとに交換して30年使用する」「15年ごとに交換して30年使用する」「リユースして30年使用する」「リユースして30年以上使用する」といった状況に対する環境ライフサイクルを定量的に評価します。データアセスメントで使用したデータと解析結果、一般化されたパラメータ(輸送や修理・交換などの環境影響指標)を用いて評価します。
本機能では、現在運用しているPVパネルを「耐用年数が終了するまでPVパネルをリユースして運用すること」と「耐用年数が残っている古いPVパネルをリサイクルして、新しいパネルで運用すること」ではどちらが環境に優位かを定量的に把握することができます。太陽光パネルを可能な限り長く運用し、太陽光パネルの過剰な生産も抑制するライフサイクルの指標としてご活用いただけます。
主な特徴:
- 運用年数10年、15年、30年、30年以上の4パターンのライフサイクルで評価
- インバータ交換、ジャンクションボックス交換、輸送などのシナリオも考慮
- リユースパネル発電パフォーマンス予測機能との連動(座標ベースで輸送シナリオを計算)
現在は研究開発・PoCフェーズのため、限定公開となっております。弊社の技術を導入してサービスを提供したい、PoCを共同で実施したい等のご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
【本件に関するお問い合わせ先】
- 事業に関するお問い合わせ: biz@enerscale.co (事業開発担当)
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