21 November 2025

EnerScale クローズドベータ版 Ver.8 をリリース

限定公開中の EnerScale クローズドベータ版 Ver.8 をリリースしました。 本バージョンでは、EnerScale プラットフォーム上の課金システムを、従来の「定額課金型」から「基本料金+従量課金型」へと変更いたしました。

従来の定額課金型では、太陽光パネルの運用データ量や解析に必要な外部データ量にかかわらず一定額が発生していました。そのため、運用データが少ないユーザーにとっては、想定以上のコスト負担となる場合がありました。 今回のアップデートにより、データ規模に応じて柔軟に料金が変動する「従量課金型」を導入し、より公平でコストパフォーマンスに優れた料金体系を実現しています。

■ 料金体系(2025年11月21日時点、クローズドベータ版)

  • 基本料金:US$15 / 月額

  • 従量課金(太陽光パネル運用データ):US$0.1 / 日  
    ※解析に必要な外部データを含みます。  
    ※最初に計算した運用データ期間内であれば、月に3回まで無料で再計算可能です。

  • 従量課金(データ転送):US$0.01 / 日

■ 従量課金の仕組み

太陽光発電システムの「運用データ期間(US$0.1/日)」および「データ転送料金(US$0.01/日)」に基づいて料金が算出されます。 同一データポイント内で、最初に計算した期間に含まれる範囲であれば、月に3回まで再計算を無料で行うことが可能です。

ただし、同じ請求月内でデータ期間を延長して再計算する場合は、追加日数分の従量課金が発生します。 また、新たなデータポイントを追加して計算する場合は、請求月に関わらず「月額基本料金(US$15)」+「従量課金」が別途発生します。

■ 請求計算例(20年間の運用データを用いた場合)

項目 計算式 金額(USD) 備考
月額基本料金 固定 15 データポイントごとに発生
従量課金(運用データ) 365日 × 20年 × US$0.1/日 730 太陽光パネル運用データ+外部データ含む
従量課金(データ転送) 365日 × 20年 × US$0.01/日 73 データ転送料金
合計(初月) 818 ①+②+③


※同月内でアップロード済みデータやメタデータを修正して再計算する場合、3回までは追加料金が発生しません。
※次月以降は、「月額基本料金+追加日数分の従量課金」が適用されます。
※月額基本料金はデータポイントごとに請求されます。

v8


現在は研究開発・PoCフェーズのため、クローズドベータとして限定公開中です。 今後は2026年度中に一般公開を予定しています。

弊社技術の導入、あるいは共同 PoC 実施をご希望の企業・研究機関の皆様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【本件に関するお問い合わせ先】

  • 事業に関するお問い合わせ: biz@enerscale.co (事業開発担当)
  • 報道に関するお問い合わせ: press@enerscale.co (広報担当)